『安かろう悪かろう』という言葉があります。
当院は患者様から「こんなに安くていいの?」「他のところはもっととるよ」「もっととっていいよ」とおっしゃっていただきます。
適正な料金なのですが・・・。
「ヴェブレン効果」という経済用語があります。
「価格が高い=質が良い」と思ってしまう心理のことをいいます。
実際、けっして質は価格と比例するとは限りません。
しかし、「価格が安いからやっぱり質もそこそこだ」と思いがちです。
逆に、「価格が高いだけあって質が高い」と思いやすいです。
商品やサービスを受けると、対価(お金)を支払います。
その対価が高いと感じるか安いと感じるかはその商品やサービスの質によりますが、人の心理として、普通、高いお金を支払うと、その金額に見合ったものを受取らないと納得できないので、「高いだけあってやっぱりいいなぁ」と無意識に「思いこむ」のです。自己暗示のように。
「高ければ高いほど良い」と思う傾向もあります。ブランド志向の高い方に特に多い傾向です。
逆に、安い金額だと「安いだけあってあまり良くないな。でも安いしこんなもんか」と思いやすいです。
自分で納得するために「費用に対して見合った商品やサービスを受けている」、あるいは、「受けているに違いない」と思うわけです。
誤解のないように言いますが、高いものが悪いわけではありません。
高ければいいというものではないということです。
本当にいいものは、「安い」と思わせるものです。
支払った対価以上の質があれば「安い」と思いますよね。
他の商品やサービスと比べて「安い」と思うのは「質が良い」からです。
もっと支払っても良いと思える治療があったらいいと思いませんか?
当院は適正な料金で施術を行っているので正直複雑な心境ですが、
患者様に「安い」と言っていただけます。
『安かろう良かろう』です。
安いと思って頂けるだけの施術をお約束します。
他院では保険適用、適用外にかかわらず、1回の施術で数千円~1万円かかるところもあるようです。患者様のお話を伺うと施術内容は当院とほとんど変わりません。高額なため何回も通えなくて困っていたというお話も聞きました。
施術の合間をみてこの記事を書いていますが、実はたった今治療した重傷の患者様も「ホントにいいの?申し訳ないわ~;」と言ってお帰りになりました。
病院で治療を受けているにもかかわらず足の痛みと腫れが引かず、2週間以上歩くこともできず苦しんでいたところ、ご家族が当院のチラシを見たとのことで、わらをもつかむ思いで車に乗せてもらって抱えられながら来院されました。当院では2日間の治療で痛みはほとんど消え、腫れもかなり引きました。眠れないほどの痛みは消えました。3日目は足をつけるようになりました。(掲載はご本人の了承済みです)
実は、同じような患者様が数人いらっしゃいますので、どの患者様も自分のことかなと笑っていらっしゃるかもしれません。
これだけ質の高い施術をしても健康保険の料金です。レシートも発行しています。
当り前のことです。
この当たり前の施術ができる。適正な料金にしている接骨院・整骨院がどれだけある事かと思うと寂しい気持ちになります。