当院でも中学高校の部活動やクラブチーム、趣味で運動している人のケガの施術はよくさせて頂いています。
この春、進学して新しいスポーツにチャレンジしてみる人もいるのでは?
ということで、主なスポーツでまとめてみました。
(※あくまでも当院に来院した中で多いランキングです。全国の統計では違うかもしれませんのでご了承ください。)

野球
1位 肩の腱板損傷、インピンジメント症候群
2位 野球肘
3位 足首の捻挫
4位 腰痛
投球動作やバッティング、走塁中、練習のオーバーユース(使いすぎ)による負傷が多いです。打撲も多いですが、実感としては少しくらいの打撲はケガのうちに入らないと言って治療しない人も多いです。

サッカー
1位 足首の捻挫、下腿骨外果の剥離骨折
2位 肉離れ(ハムストリングス、ふくらはぎ)
3位 打撲(他選手の膝が当たるいわゆる”ももかん”等)
4位 腰痛
やはり、走り回る競技なので下半身のケガが多いです。接触プレイが原因のケガも多くみられます。オーバーユースによるシンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)もたびたび見られます。

バスケットボール
1位 足首の捻挫
2位 膝の捻挫(側副靭帯損傷や半月板損傷、ジャンパー膝)
3位 腰痛
4位 打撲(他選手の膝が当たるいわゆる”ももかん”)
小中学校では足首の捻挫や打撲、腰痛が目立ちます。高校生になると膝を悪くする選手が多い印象です。長く腰痛で悩む子供は腰椎分離症などの恐れもあるため注意が必要です。パスを受けた際に突き指することもよくあります。

バレーボール
1位 膝の捻挫(靭帯損傷や半月板損傷)
2位 足首の捻挫
3位 突き指(指の捻挫)
4位 ふくらはぎの肉離れ
バレーボールはジャンプをして着地をする、滑り込む等で膝に強い負荷がかかることが多いので、膝を傷めることが多いようです。着地時に足首をひねる学生さんやママさんバレーの選手も後を絶ちません。

ゴルフ
1位 ゴルフ肘
2位 腰痛
3位 手首の捻挫
4位 肋骨骨折
ゴルフは他のスポーツと比べると走り回るなどのアクティブな動作が少ないため、幅広い年齢層に愛されているスポーツですが、意外とケガの多いスポーツです。
ゴルフ肘は肘の内側の手首や指を曲げる屈筋群がくっついている”内側上顆”というでっぱり部分に炎症が起きる負傷です。オーバーユースで起きやすい症状です。腰痛と並んで圧倒的に多いです。
スイングで身体をねじるときに肋骨を折ってしまう人もたまにいます。

ロードバイク
1位 身体各所の打撲
2位 身体各所の骨折
3位 腰痛
4位 膝の捻挫(膝蓋靱帯炎)
最近趣味で乗る方が増えましたね。落車による負傷が多いです。
落車以外では、長時間前傾姿勢で乗り、路面からの振動も受けるため腰を傷める方が多いです。ペダルをこぎ続けるため、膝を悪くする人も多いです。
私は数年前に落車して膝蓋骨(膝のお皿)を骨折してからトラウマになってロードバイクは院内のインテリア化しています。

陸上競技(トラック競技)
1位 シンスプリント
2位 ランナー膝
3位 肉離れ(ハムストリングス、ふくらはぎ)
4位 疲労性骨折(中足骨)
走る競技のため、練習で走りすぎることによる負傷や、筋肉やに疲労をため込んでいる状態から負傷につながる人が多い印象です。
肉離れ後に負傷部位が固くなってしまって思うように力が出せないという悩みもよく聞きます。当院では筋膜リリースと手技施術で改善して全力で走れるようになるようにサポートしています。他に腰痛も多いです。
ざっと記憶しているランキングでした。
スポーツの前後にはその競技に適したやり方でしっかりストレッチしましょう!
指導者にきいても大雑把でよくわからない場合は当院でご来院時にご相談ください!
東大宮かねこ接骨院 金子隆人
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